ローンが残ってる車を売る

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そもそもローンが残った車を売ることはできるの?

車内からとったハンドルの画像

いろいろな個人的事情によってローンが残っている車を手放したいという人はいると思います。このサイトでは、そういう方に向けて、「ローン支払いが残っている車は売れるのか?また、売れるとしたらどうやって売るのか?」というテーマでお話していきます。

 

さっそく結論からいいますと、ローンが残っている車は基本的に売ることはできません。

 

なぜなら法律では車には所有権というものがあって、ローン支払い途中の車というのはたとえ使用者があなたであっても所有者はローンを行っている信販会社などにあるからです。

 

これをより深く理解するためにローンの仕組みについてもう少し解説します。自動車を購入する際のローンはおおまかに以下の2通りあります。

 

オートローンの種類

車販売店のオートローン 銀行・信用金庫のオートローン
申し込み 販売店を通じて 銀行・信用金庫の窓口にて
特徴 クルマ購入と同時にローンを申し込みできるので手間がかからない。 自動車売買契約書など複数の書類を用意して来店しないといけない。

 

オートローンというのは多くの場合が銀行か自動車販売店の提携している信販会社によるものですが、これらの会社が一括で支払いできないあなたのために全額まとめて販売店へ先払いしてくれています。

 

それによって支払先が車販売業者からローンを発行している信販会社へ移っているんですね。もちろん分割手数料として金利もつけて。このときローン会社は返済されないリスクを負っているので、それを防ぐために車を担保(たんぽ)としています。だから所有権・所有者はローン発行している信販会社にあるのです。これを所有権の留保とよびます。

 

つまり所有権が自分にない車は勝手に売ってはいけないのです。

 

所有権がない車を勝手に売るとどうなる?

これは横領罪(占有離脱物横領罪)になり、立派な犯罪です。刑事では1年以下の懲役または10万円以下の罰金もしくは科料となっており、民事でも損害を賠償する責任を負うと定められています。

 

刑法

対象者 刑罰
横領罪 (第252条) 自己の占有する他人の物を横領した者 5年以下の懲役
遺失物等横領罪 (第254条) 遺失物、漂流物その他占有を離れた他人の物を横領した者 1年以下の懲役または10万円以下の罰金もしくは科料

 

民法

対象者 慰謝料
善管注意義務 (第400条) 目的物を滅失・毀損した債権者 生じた損害を賠償する責任を負う
不法行為による損害賠償 (第709条) 故意または過失によって他人の権利または法律上保護される利益を侵害した者 生じた損害を賠償する責任を負う

 

ローンがまだある車を売る唯一の方法は「所有権の解除」をすること

ここまで脅すような内容を書いてきましたが別に怖がらせたいのではなくて、間違った情報を信じて売ってしまってほしくないのです。法律では、たとえ故意にではなく知らずにやったとしても罪に問われてしまうからです。この部分をキチンと解説せずに適当な情報を流しているメディアがほんとうに多いので注意してください。

 

では、ローンが残っている車は絶対に売れないのかというと、実はそんなことはありません。要は「所有権をもっている人の許可をとらずに無断で売ってはダメですよ」というだけのことです。

 

つまり「所有権の解除手続き」を行い、車の所有者を自分に変更してしまえば自由に売ることができます。法的にも所有権が自分になればそれは当然の権利ですね。

 

車の所有者はだれ?

まずは車の所有者がだれになっているか確認しましょう。車検証の「所有者の氏名又は名称」という欄を見てみてください。もし名義があなたであれば所有権はあなたにありますが、名義が信販会社やディーラー(販売店)になっていればあなたは所有者ではありません。

 

車の使用者と所有者が違うことはよくあるのです。名義があなたなら売買は自由ですが、名義があなた以外で売却したいのなら「所有権解除」しかありません。

 

正当に所有権解除をするための2つの方法

基本的に、所有権解除をするには2つの方法があります。

 

札束を積んでいるイラスト

1.全額返済してしまう

お金に余裕があれば残りを一括で返済してしまいましょう。ローンさえ完済できれば車を担保にとられる必要はありませんし、当然所有権も自分へ移ります。(書類上の手続きはありますが)

 

一括返済が無理ならローンを組み替えたり、新しくローンを組んだりなどが方法はないことはないですが、ローンのためのローンを組むのはあまり賢い選択とはいえないのでここではオススメしません。

 

クレジットカードを手渡しているイラスト

2.相談して承諾をえる

オートローンを組んでいる間は完済するまで売却することは基本的にはムリですが、車の売却によって完済できるならそれを認めてくれるケースもあります。

 

つまりどういうことかというとローン残債が50万円分のこっていたとして、今ある車が60万円で売れると証明できればいいということです。相手方も返済されるか分からないリスクを抱えているよりも、まとめて返してもらったほうが得ですからね。

 

そのためにはまずローンを組んでくれた信販会社や販売会社に連絡をしないといけない。電話して相談してみましょう。

 

一言コメント

お金に余裕があればさっさと完済してしまえばいいですが、新たにローンを組んだりするのはオススメできません。そのため、ここでは2のローン会社に相談して「所有者解除」の承諾を得るための方法を解説します。

 

だけどその前に・・・

 

相談するといってもいきなり「所有権解除したいんですが」なんて電話するのは絶対NGです。この場合、無理なお願いをするわけですから「キチンと返済してくれる誠実な人」という風に思ってもらえるよう「誠意」をみせるのがコツです。

 

この誠意とは、しゃべりや言葉遣いのことではなく事前準備をしっかりしておくことです。相手も人間ですから自分でまったく調べずに無茶な要求だけをするような人の頼みは聞きたくありませんよね。「あ、この人はちゃんと調べて返済計画も立ててるし信用してもよさそうだな」と思ってもらわないといけないんです。

 

事前準備

自分の車の売却額を知りましょう。

 

自分の車をで高く買い取ってくれる店を探しましょう

ズバッと車買取査定の公式サイトのキャプチャ画像

インターネット上から利用できる自動車一括見積もりサービスを利用します。ガリバー・カーチス・カーセブン・ラビット・アップルといった有名どころの車販売店など最大10社からまとめて買取額を教えてもらうことができます。複数社を比較することでより高値で買ってくれる販売店を見つけられるのが特徴です。

 

実際に使ってみるとわかりますが販売店によっておどろくほど買取価格にバラつきがあります。10万、20万違うというのはよくあることなので、より正確かつ高値で買い取ってくれるお店を探したければ使ったほうがいいでしょう。

 

 

売却したお金でローンを完済できる場合

あなたのローン残積が50万円残っているとします。いろいろな買取店に見積もりをだした結果、あなたの車をもっとも高く買ってくれる業者は「60万円」を提示されました。

 

60万円 - 50万円 = +10万円

 

このように売ったお金でキチンと一括返済できるなら文句なしです。それを交渉の武器に、さっそくローン会社から名義をあなたに移す手続きをお願いしましょう。

 

売ったお金ではローン返済に足りない、という場合

車を見積もってもらった結果、ローンを上回る金額を提示されれば万事OKです。ですが、当然ローン額に満たない額でしか売れないケースもあります。

 

50万円のローンの残積があるのに、一番高く見積もりを出してくれた業者でも30万円だった。。そういうケースも多いでしょう。

 

50万円 - 30万円 = -20万円

 

その場合は足りない20万円を現金で返済するか、新たに別のローンを組むかなどの対策が必要です。あとは買取業者に交渉して50万円ならあなたのところに即決で売ります、という風に持ちかけるのもいいでしょう。

 

また、ローン会社次第では分割返済も認めてくれる可能性もあるので一度確認してみるといいでしょう。

 

一言コメント

一括見積りサービスが便利なのは高い買取額を提示してくれるのももちろんですが、それ以上に車がその金額で売れる「確約」がとれるのが大きいです。つまり売れる保証です。

 

ローン会社にとってはいくら返済の意思を示そうと返すアテがなければ、所有権解除の首を縦にふるわけにはいきません。しかし実際に買取店が◯◯円で買ってくれる保証があるとなれば別です。驚くほど交渉がしやすくなります。なので車を売りたい場合はぜひ一括見積りサービスを使ってみてください。

 

あなたの愛車の高く買ってくれる店がみつかる便利なサイト

ズバッと車買取査定の公式サイトのキャプチャ画像

全国150社以上の大手買取店の中から最高額であなたの車を買い取ってくれるお店が見つかります。中には40万円近く得したというケースも!

 

査定を行うのはガリバーやカーチス・カーセブンなどの大手買取店なので安心です。一店ずつ足を運ばなくても売却値がわかるので使わない手はありません!もちろん無料で使えますよ。

 

 

 

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